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先日P5000を初めて実戦投入する機会があったので、今回は操作性について気になった点をレビューしてみる。
●起動時間
電源ボタンを押してから撮影可能な状態になるまでの時間は感覚的には2秒以下であった。昨今の水準から言えば決して速いというわけではないが、以前使っていたPowerShot S60に比べると十分速い。レンズバリアを手で開ける必要もないのでなおさら速く感じる。このくらいならストレスにはならない。
起動に比べて終了はやや遅く、電源ボタンを押してからレンズが収納されるまでに3秒程度かかる。自転車ツーリングの場合、サッと出してサッとしまいたいのだから少々もどかしい気がする。もう少し機敏になってほしいものだ。
●撮影間隔
10Mピクセルモードで1カット撮影してから次のシャッターが切れるまでに要する時間は実測で3.5秒程度であった。これにはフォーカシングに要する時間も含まれている。昨今の水準から言えば決して速いとはいえないが、やはりS60に比べれば格段に速く、それほどストレスは感じない。
●AF性能
このカメラにはシングルAFモードと常時AFモードが用意されている。またフォーカスエリアは自動で9点から選択されるオートAFエリアと、手動でフォーカスエリアを選択するマニュアルAFエリアと、中央一点固定の固定AFエリアの3つのモードが選べるようになっている。
オートAFエリアを選択した場合、最も近くにある被写体に重なったフォーカスエリアが選択されるようになっているが、どういうわけかたまにピントを外すことがあった。カメラに慣れたユーザーは中央固定モードとAFロックを使った方が確実だろう。
フォーカシングの速度は昨今の水準から言えば速いとは言えず、むしろ遅い部類に属する。S60といい勝負であった。ピントの精度自体は高いが、遠近の被写体が重なっていると迷いが生じることが多い。いくら主要被写体を中央に持ってきても、背景にピントが合ってしまうのはCOOLPIX950以来のニコンの悪癖である。まったく改善されていない。

COOLPIX P5000 背面操作系
●一般的な操作系
上面に一般的なモードダイヤルを備えているが、ベテランユーザーはM/S/A/P以外のモードを使うことはないだろう。クリック感は比較的固いのでS60のように勝手に回ってしまうことはない。ズームレバーはシャッターボタン外周にあり、自然に人差し指がかかる位置にあることから片手で難なく操作できる。
僕は絞り優先AEモードで撮ることが多いが、親指がかかる位置にあるコマンドダイヤルを回すだけで絞り値を選択できる。またプログラムモードではコマンドダイヤルを回すとプログラムシフトができる。これはニコンの一眼レフカメラに共通する操作性である。
●露出補正
露出補正は十字キーの右側に割り当てられていて、ワンプッシュで露出補正メニューに入れる。あとは上下キーで補正値を選ぶだけで露出補正ができる。右手親指だけで操作できるから、自転車で走行中でも問題なく操作できる。S60では両手を使わないと露出補正できなかったことから、これは大きな利点となる。ただ少し気になったのは、露出補正ボタンが親指に当たる位置にあり、片手で操作しているとどうしても触れてしまうのだ。そのため意図しない露出補正がかかってしまうことがあった。できれば露出補正は独立したボタンとして装備してほしかったものである。
●マクロ選択
十字キーの下を押すとAF選択メニューが現れ、通常AF、遠景AF、近景AF、マクロAFから選択を行う。マクロAFについては言うまでもないだろうが、他のモードはちょっと複雑だ。遠景AFモードでは5m以上離れた被写体にピントが合うようになっている。また近景AFモードでは2m以上離れた被写体にピントが合うようになる。これはフォーカスの範囲を制限することによってAF速度を向上させることが目的らしいが、それほど効果は感じられなかった。むしろピントに迷いが生じた場合に使うのが有効だろう。ただ逆に近景に制限するモードがないのは疑問だ。先に書いたようにどうしても背景にピントが行ってしまうことが多いからである。またマクロAFモードに設定してもどういうわけか無限遠までピントが合うのは不思議な仕様だ。それなら通常AFはいらないような気がするが?
なおこのカメラにはマニュアルフォーカスはない。遠景・近景モードを使えということか?
●セルフタイマー
十字キーの左を押すとセルフタイマーメニューが現れ、10秒または3秒を選択できる。ツーリングでは意外とよく使う機能だと思うが、メニューの深い階層に入っていてとっさに使えない機種が多い。これほど簡単に選択できれば文句はない。
●ISO感度設定
ISO感度設定は左側のMENUボタンを押して表示されるメニューの中から設定するが、左上のFnボタンにISO感度を割り当てることにより、Fnボタンを押しながらコマンドダイヤルを回す操作で設定することもできる。Fnボタンには5種類のメニューから任意の一つを選んで割り当てられるが、デフォルトではISO感度が割り当てられている。ISO感度は比較的よく変更する項目であるから、メニューに入ることなく設定できるのは実用性が高い。両手を使う必要があるが、コンデジとしては及第点の操作性だろう。
なおISO感度はマニュアルで設定する他にオートモードがあって、オートに設定すればISO64〜800の間で自動的に増感を行ってくれる。このようなオート機能は意外と使い物にならないものが多いが、P5000のオートモードはなかなか賢くて実用的だ。オートモードの場合はISO感度は無段階に調整される。日中の光量が十分な状況であれば可能な限りISO64のまま行ってくれるし、夜間でもない限りむやみにISO800まで上げられることはない。日陰や夕方であればISO100〜300程度の無難な範囲で抑えてくれるので必要以上に画像が荒れることもない。したがってツーリング中はオートに設定しておくのが便利だろう。
●画像サイズ・画質変更
10Mピクセル機と言っても、いつも10Mで撮ってたらハードディスクがすぐ一杯になってしまうので、ツーリング中は5Mないし3Mで撮るのが普通である。たまにこれは残しておきたいという気合いの入ったショットだけ10Mで撮る。そんな時、画像サイズを変更する必要があるわけだが、このカメラではMENUボタンを押してメニューを呼び出す必要があり、これも両手を使わないとできない。画質変更についても同じ。Fnボタンにこのメニューを割り当てることも可能だが、そうするとISO感度変更がワンタッチでできなくなる。サイズの変更は比較的使用頻度が高いため、できることなら独立したボタンにしてほしかった。
●ストラップ
気になったのはストラップの取り付け位置だ。このカメラに付属するストラップは一眼レフと同じ両吊りタイプとなっているが、果たしてこんな小さいカメラに両吊りにする必要があったのか?
確かに首から提げるには便利だが、自転車の場合、首から提げるとハンドルにぶつかるので使えない。ポケットに入れると長いストラップが邪魔になってしまうのだ。まあ市販のハンドストラップを付けられないこともないし、いっそのことストラップを外してしまってもいいのだが・・・
●しょーもないこと
自転車乗りの方以外には何のことだかわからないだろうが、このカメラのグリップ部は意外と薄いので、トピークのトライバッグにスッポリと入る。このバッグをデジカメケースにしている人も多いと思うが、これは朗報だ。ただしストラップがホイールに絡まないよう注意が必要。できるだけ短くするか、外してしまった方がいいだろう。
●起動時間
電源ボタンを押してから撮影可能な状態になるまでの時間は感覚的には2秒以下であった。昨今の水準から言えば決して速いというわけではないが、以前使っていたPowerShot S60に比べると十分速い。レンズバリアを手で開ける必要もないのでなおさら速く感じる。このくらいならストレスにはならない。
起動に比べて終了はやや遅く、電源ボタンを押してからレンズが収納されるまでに3秒程度かかる。自転車ツーリングの場合、サッと出してサッとしまいたいのだから少々もどかしい気がする。もう少し機敏になってほしいものだ。
●撮影間隔
10Mピクセルモードで1カット撮影してから次のシャッターが切れるまでに要する時間は実測で3.5秒程度であった。これにはフォーカシングに要する時間も含まれている。昨今の水準から言えば決して速いとはいえないが、やはりS60に比べれば格段に速く、それほどストレスは感じない。
●AF性能
このカメラにはシングルAFモードと常時AFモードが用意されている。またフォーカスエリアは自動で9点から選択されるオートAFエリアと、手動でフォーカスエリアを選択するマニュアルAFエリアと、中央一点固定の固定AFエリアの3つのモードが選べるようになっている。
オートAFエリアを選択した場合、最も近くにある被写体に重なったフォーカスエリアが選択されるようになっているが、どういうわけかたまにピントを外すことがあった。カメラに慣れたユーザーは中央固定モードとAFロックを使った方が確実だろう。
フォーカシングの速度は昨今の水準から言えば速いとは言えず、むしろ遅い部類に属する。S60といい勝負であった。ピントの精度自体は高いが、遠近の被写体が重なっていると迷いが生じることが多い。いくら主要被写体を中央に持ってきても、背景にピントが合ってしまうのはCOOLPIX950以来のニコンの悪癖である。まったく改善されていない。

COOLPIX P5000 背面操作系
●一般的な操作系
上面に一般的なモードダイヤルを備えているが、ベテランユーザーはM/S/A/P以外のモードを使うことはないだろう。クリック感は比較的固いのでS60のように勝手に回ってしまうことはない。ズームレバーはシャッターボタン外周にあり、自然に人差し指がかかる位置にあることから片手で難なく操作できる。
僕は絞り優先AEモードで撮ることが多いが、親指がかかる位置にあるコマンドダイヤルを回すだけで絞り値を選択できる。またプログラムモードではコマンドダイヤルを回すとプログラムシフトができる。これはニコンの一眼レフカメラに共通する操作性である。
●露出補正
露出補正は十字キーの右側に割り当てられていて、ワンプッシュで露出補正メニューに入れる。あとは上下キーで補正値を選ぶだけで露出補正ができる。右手親指だけで操作できるから、自転車で走行中でも問題なく操作できる。S60では両手を使わないと露出補正できなかったことから、これは大きな利点となる。ただ少し気になったのは、露出補正ボタンが親指に当たる位置にあり、片手で操作しているとどうしても触れてしまうのだ。そのため意図しない露出補正がかかってしまうことがあった。できれば露出補正は独立したボタンとして装備してほしかったものである。
●マクロ選択
十字キーの下を押すとAF選択メニューが現れ、通常AF、遠景AF、近景AF、マクロAFから選択を行う。マクロAFについては言うまでもないだろうが、他のモードはちょっと複雑だ。遠景AFモードでは5m以上離れた被写体にピントが合うようになっている。また近景AFモードでは2m以上離れた被写体にピントが合うようになる。これはフォーカスの範囲を制限することによってAF速度を向上させることが目的らしいが、それほど効果は感じられなかった。むしろピントに迷いが生じた場合に使うのが有効だろう。ただ逆に近景に制限するモードがないのは疑問だ。先に書いたようにどうしても背景にピントが行ってしまうことが多いからである。またマクロAFモードに設定してもどういうわけか無限遠までピントが合うのは不思議な仕様だ。それなら通常AFはいらないような気がするが?
なおこのカメラにはマニュアルフォーカスはない。遠景・近景モードを使えということか?
●セルフタイマー
十字キーの左を押すとセルフタイマーメニューが現れ、10秒または3秒を選択できる。ツーリングでは意外とよく使う機能だと思うが、メニューの深い階層に入っていてとっさに使えない機種が多い。これほど簡単に選択できれば文句はない。
●ISO感度設定
ISO感度設定は左側のMENUボタンを押して表示されるメニューの中から設定するが、左上のFnボタンにISO感度を割り当てることにより、Fnボタンを押しながらコマンドダイヤルを回す操作で設定することもできる。Fnボタンには5種類のメニューから任意の一つを選んで割り当てられるが、デフォルトではISO感度が割り当てられている。ISO感度は比較的よく変更する項目であるから、メニューに入ることなく設定できるのは実用性が高い。両手を使う必要があるが、コンデジとしては及第点の操作性だろう。
なおISO感度はマニュアルで設定する他にオートモードがあって、オートに設定すればISO64〜800の間で自動的に増感を行ってくれる。このようなオート機能は意外と使い物にならないものが多いが、P5000のオートモードはなかなか賢くて実用的だ。オートモードの場合はISO感度は無段階に調整される。日中の光量が十分な状況であれば可能な限りISO64のまま行ってくれるし、夜間でもない限りむやみにISO800まで上げられることはない。日陰や夕方であればISO100〜300程度の無難な範囲で抑えてくれるので必要以上に画像が荒れることもない。したがってツーリング中はオートに設定しておくのが便利だろう。
●画像サイズ・画質変更
10Mピクセル機と言っても、いつも10Mで撮ってたらハードディスクがすぐ一杯になってしまうので、ツーリング中は5Mないし3Mで撮るのが普通である。たまにこれは残しておきたいという気合いの入ったショットだけ10Mで撮る。そんな時、画像サイズを変更する必要があるわけだが、このカメラではMENUボタンを押してメニューを呼び出す必要があり、これも両手を使わないとできない。画質変更についても同じ。Fnボタンにこのメニューを割り当てることも可能だが、そうするとISO感度変更がワンタッチでできなくなる。サイズの変更は比較的使用頻度が高いため、できることなら独立したボタンにしてほしかった。
●ストラップ
気になったのはストラップの取り付け位置だ。このカメラに付属するストラップは一眼レフと同じ両吊りタイプとなっているが、果たしてこんな小さいカメラに両吊りにする必要があったのか?
確かに首から提げるには便利だが、自転車の場合、首から提げるとハンドルにぶつかるので使えない。ポケットに入れると長いストラップが邪魔になってしまうのだ。まあ市販のハンドストラップを付けられないこともないし、いっそのことストラップを外してしまってもいいのだが・・・
●しょーもないこと
自転車乗りの方以外には何のことだかわからないだろうが、このカメラのグリップ部は意外と薄いので、トピークのトライバッグにスッポリと入る。このバッグをデジカメケースにしている人も多いと思うが、これは朗報だ。ただしストラップがホイールに絡まないよう注意が必要。できるだけ短くするか、外してしまった方がいいだろう。
しょーもないことが重要だったりもします(笑)
トライバッグに入る"使えるデジカメ"特集なんかしたら案外儲けたりして(^-^;
2007.04.04 22:20 URL | racchi #lMBqkpAs [ 編集 ]
自転車的な視点から考えると、普通の常識が通用しないことが多いですね。
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